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毎日のつれづれを綴った日記。
2005年11月09日 (水) | 編集 |
「昭和33年に思いっきりタイムトラベルして下さい」
・・・先日行われた東京国際映画際の舞台挨拶での吉岡君の言葉です。
ええ。しっかりと、昭和33年の世界に浸って来ました。

監督の山崎貴氏は『ジュブナイル』や『リターナー』を作られた方。VFXの第一人者と言われているけれど、VFXは未来だけでなく、過去も表せるものなんだと、改めて驚かされた。
実際に建てられたセットとCGの合成は、気の遠くなるような細かい作業だったそうだ。画面を観ていてどこが合成なのか全く分からない。
上野駅はミニュチュア版を作って合成したそうだけど、実際に建てられたみたいだ。(実際の上野駅がどんなだったかは、知らないが・・・。私が東京に来た20数年前は、まだこの時代の上野駅だったのだろうか?外観を見た事ないから分からない。改札の辺りは、何となく見覚えがありそう・・。)

『三丁目の夕日』は、昭和33年、東京タワーが建てられた年、下町の夕日町三丁目の人々の生活を描いたもの。

祖母から譲り受けた駄菓子屋を営みながら、小説を投稿して、常に落選している茶川龍之介(吉岡秀隆)とひょんな事から引き取る事になった小学生の淳之介(須賀健太)。そこへたまに訪れる飲み屋の女将ヒロミ(小雪)の3人の血のつながらない”家族”。

茶川家のお向かいにある自動車修理工場(鈴木オート)を営む、鈴木則文(堤真一)。その妻トモエ(薬師丸ひろ子)。小学生の息子・一平(小清水一輝)。そして、東北から集団就職で住み込みで働きに来た六子(掘北真希)の4人家族の鈴木家。

その他、お医者さん(三浦友和)やタバコ屋のおばあちゃん(もたいまさこ)。

天敵同士の鈴木オート(堤真一)と茶川(吉岡秀隆)のやりとりやそれぞれの家族の心の交流、町の人達とのやりとりが、優しく、可笑しく、時に激しく(?)描かれている。

どの役者さんがいい!!とか、どの場面がいい!!とか挙げていると、止め処なく続きそうだ。

監督の山崎貴氏が、これ以外考えられないキャスティングと言うように、皆、昭和33年の世界にぴったりと嵌っている。

1つだけ挙げると、何と言っても、鈴木則文役の堤真一が可笑しい。勢い(?)で笑ってしまった。対する吉岡君の絶妙の”間”と”声”と”表情”も上手い。流石、寅さん譲り?

・・・でも、吉岡君が言うには、寅さんは何度撮りなおしても、その度に少しずつ違えているから、何度やってもスタッフが爆笑するけれど、自分の場合は、最初はスタッフも笑ってくれるが、何回か撮りなおしていると、誰も笑ってくれなくなるとか。

いえいえ、十分可笑しかったです。

どこかのHPでの映画の感想で、”誰からも愛される映画”と書かれていた。スタッフやキャストにとって最高のほめ言葉じゃないだろうか?



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2005年11月09日 (水) | 編集 |
朝、出掛ける前、TVで映画の興行ランキングが流れて、『三丁目の夕日』が1位。

スゴイ!これは、楽しみだ~と、浮き浮き気分で家を出る。
美容院に行ってさっぱりした後、3時過ぎに映画館(新宿スカラ座)へ。250人くらい入る映画館。
最近の新しい大きな映画館は、途中入場や、2回続けて観る事が出来ない事が多いから、ちょっと?小さめの映画館だけど良しとしよう。時間にして、午後3時半前、この時間なら空いているだろうから、どこかに座っていよう・・・と中へ。

???映画館の表に「只今の時間座れます」のメッセージが出ていたから、満席では無い・・・だろう。

でも、端の方に空いている席が見当たらない。仕方なく立ったままで、観ていたら、話は丁度佳境へ。

吉岡君の演技に、その場面からしか観ていない私も涙。・・・と、あちこちで鼻を啜る音が・・。

???何か違う?

この間、『四日間の奇跡』を観た時には、女性客が多くて、やっぱりすすり泣きをしていたけど、その時のすすり泣きの声とちょっと違う。

ふと、隣りに座っている人を見ると、50~60代の男性。寝ているのかと思っていたら、泣いているようだ・・・。エンディングになっても、席を立つ人はわずか。上映が終わって場内が明るくなって・・・ビックリ!!

20代から30代の頃映画に嵌って最低でも週に1度は映画を観に行っていた事もあったが・・・こんなに(?)中高年(40代~60代)男性の多い映画は初めてだ。

70代以上に見える人の姿も。どうりで、映画ランキング1位になるはずだわ。普段、映画を観ない層の人達が、こんなに多く観てくれているんだもの。

以前、中島みゆきの”地上の星”のCDがロングランで売れたのも、やっぱり普段CDを購入しない中高年層の購買力があったから・・・と言うのを聞いたが、(そういえば、専務も買っていらしたっけ)・・・恐るべし!!中高年層!!

うちに納品にみえる問屋さんも50代。週末辺り、奥さんと2人で『三丁目の夕日』を観にいらっしゃるそうだ。「込んでますよ~覚悟していらして下さいね」と言っておいた。