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毎日のつれづれを綴った日記。
2006年10月22日 (日) | 編集 |
「吉岡がいるから俺達こうしてあつまれるんだ」という思いがスタッフ・キャスト全員にある・・・と、吉岡君との対談で、中江監督が仰っていた。

この言葉で吉岡秀隆という俳優さんの人柄が想像できる。
そして、「Drコトー診療所」という作品が”吉岡コトー先生”を中心にして最高のチームワークで作られていることが分かる。

中江監督「本人(吉岡君)、気付いてないかもしれませんが・・・」と前置きしての、この言葉。受けて吉岡君、真剣な顔で「いえいえ」と言いながら首を振る。どこまでも謙虚な吉岡君。

共演者(柴咲コウ、時任三郎、筧利夫、小林薫、大塚寧々・泉谷しげる他)は、実力・人気、共に引く手数多(あまた)の役者さん達である。
何ヶ月も、それも遠い与那国島ロケを含む連続ドラマである。まず、役者さん達本人にどうしても出たいという思いが無ければ、成り立たないだろう。

出演が危ぶまれていた柴咲コウが「何で連ドラなんだろう・・・」とグチっぽく言っていたが、「出たくない」というのではない。
映画・CMに引っ張りダコの女優さんが、こんなに拘束の多い作品にそれもヒロインで出演なのだから、時間を作るのがどれだけ大変なことか・・・。それでも役を降りることなく、トレードマークの長い髪を”彩佳”のイメージで短くしたことからも、この役(作品)への思い入れが伺える。

確かに、今回(「2006」)の彩佳さん・・・今までとちょっと違う。キツさが減って女性らしくなったのは、髪を切ったこともあるだろうけれど、それだけじゃない。病気になっての弱い部分と気丈に振舞う部分の絶妙な演技で観る者の涙を誘う。改めて上手い役者さんだと思う。

キャストの誰もが、親戚のよう、家族のようと言うくらいチームワークは抜群。
泉谷しげるが言うには、「(仲が良くても)ベタベタといつも一緒にいるっていう感じじゃなくて、何かあったら、集まって力を合わせるって感じが心地よくていいんだ」とか。
時任三郎も個性の強い人間の集まりだから、一見バラバラになりそうだけど、それがうまくまとまっているというような事を言っていた。

チームワークができる理由の1つが、中江監督が仰っていた「みんなで(自分が出ていなくても)脚本の話し合いをすごくする」ということだろう。「こんなに建設的な意見が出る(作品は)あまり無い」と。
先日の蒼井優と泉谷しげるのインタビューでも、みんな集まると「コトー」の話をしていると2人で言っていた。

これって・・・凄い事なんじゃないだろうか。
役柄について、監督と役者さんでの話し合いというのは、どのドラマや映画の作品にもある事だけど、他の役者さん達が、自分以外の役について話し合いをする・・・。それも主演のコトーの役に対しても。

・・・周りで色々思ったとしても、普通は主演の役者さんへの遠慮が邪魔をするんじゃないだろうか?もちろん監督に対しても。

でも、吉岡君はそれを絶対的な安心感だと言う。(みんなが)見ててくれる。自分のところが良ければいいというのじゃなくて、みんながいいものにしようという思いがある、と。

いつも、良い作品を作りたい・・・それだけを考えている”俳優吉岡秀隆”だからこそ、最高のチームワークが生まれるし、「吉岡がいるから俺達集まれる」という思いに全員がなるのだろう。