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毎日のつれづれを綴った日記。
2008年02月18日 (月) | 編集 |
電池切れしていた携帯の充電をして1週間振りにメールの受信をしたら、見慣れた友人の名前があった。

いつも山口祐一郎さんのミュージカルを鑑賞する友人である。
昨年、病気で入退院を繰り返していた。少しは良くなってメールを送れるくらいになったのかと、嬉しくてメールを見ると、「2月○日、○○が亡くなりました。父より」と言うメールに、頭が真っ白になった。




6年前、文具店を始める決心を話すと、何より喜んでくれて、ファンシーショップの店長という似たような仕事だったこともあり、惜しみなく協力してくれた友人である。

開店前日には長野から駆けつけてくれた。
私の発注ミスで、筆記具の棚が間に合わない事態になり、結局、一面筆記具の棚になるはずの部分に、箱のままフタの部分を切り取って、棚に積んでいくという、気の遠くなるような作業を、怒りながら、猛スピードでやってくれた。
その日に長野に帰るのに、電車の時間をギリギリまで遅らせて手伝ってくれたのだ。

Taniyのポイントカードのスタンプも彼女が描いてくれた私の似顔絵である。専務の奥様に続いて、またTaniyにとって大切な人を失ってしまった。

命に係わる病気ではないと聞いていたのだが、実は癌だったらしい。


彼女の入院を知って専務と長野までお見舞いに行こうとした時、痩せて体力が無くなっていて、お見舞いに来てもらっても相手ができないから、もう少し体力が戻ってからお見舞いに来て欲しいと彼女から言われて、
「悪い病気でないといいけどね・・・。」
と、心配されている専務に、「大丈夫ですよ。命に係わる病気じゃないって言ってたし。○○がもう少し元気になってからお見舞いに行きましょう。」と、楽天的に考えていた自分を呪いたくなる。

祐一郎さんが舞台に立つ限りは、いや、その後も、ずっと2人でミュージカルや舞台を観に行くものだと、思っていた。50代、60代になっても・・・。

やつれた姿を見せたくないという彼女の気持ちも分かるし、亡くなる前に会いたかったというのは、こちらのエゴかもしれない。たとえエゴでも、会いたかったし、声を聞きたかった、もっと話したかった・・・悔いだけが残る。

彼女のご両親から、本人は病気が良くなるつもりでいた事を聞かされた。彼女がまだ生きる事をあきらめていなかったということだけが、救いである。

心からご冥福をお祈りします。